青い金銭鉤天珠(きんせんかぎてんじゅ)とブラックオニキス10mm

青い金銭鉤天珠(きんせんかぎてんじゅ)とブラックオニキス10mm
 
美しく静かに時間が、沈み込んでゆく…時の色に染まる鉱物と、チベットに古くから伝わる「金銭鉤天珠(きんせんかぎてんじゅ)」を合わせました。どこか成熟した色味に心惹かれます。
 
蒼は哀しみと輝きを同じだけ内包する。
そうして光だけは手に出来ないことを知るー
 
「Ｓ字紋」とも呼ばれており、釣りに見立てて”良運・金運を釣る針”で「金銭鉤」と呼ばれているそうです。
 
特殊な染料を浸透させて高温で焼き付けされている天珠の紋様…
ふとしたはずみに心の隙間に零れていくように、青い輝きが覗きます。
 
アクセサリーやジュエリーは、使うことが全てではないと思います。けれど身につけることで、自分にとって、そして他の誰かにとっても忘れがたい景色を作り出すことができる…そうして生まれた景色を"面影"と呼ぶのではないかと感じます。
 
生命を宿した天珠にチベット人たちは力を感じて…
チベット族の先住民たちは、天上、地上、水中のどこにでも神がおり、そのうえ、この世の全てのものがそれらの神の思し召しのままに存在すると考えています。